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GREATEFUL DEAD
キャプテン・トリップことジェリーガルシアが中心となり64年に結成。フォーク、ブルース、ジャズ、ロック等の要素を取り入れ、ガルシアが逝去した95年までサイケバンドの象徴として走り続けた。デッドの魅力の全てはライブにある。ファンの総称「デッドヘッズ」が数千人の単位でライブを追っかけながら生活、その中にはアクセや出店などの商人やジャグリングやデビルスティックなどの大道芸人も含まれ、一大イベント会場がそのまま移動しているようなものだ。現在のトランスに繋がる、ダラダラした即興スタイル、これこそがサイケ。彼等の音楽は宇宙へのダイブ、空気との一体感。ガルシアはそんな僕等を乗せた宇宙船のキャプテンなのだ。現在ではデッドベアーやタイダイ染めTシャツなどの彼等のサブカルな面ばかり目立ちがちだが、音楽も聴いてみては。

It' a beautifulday
6人バンドで男女二人のツインボーカル。ジェファーソン&エアプレインとかなんであの時代のやつらはこんなに平和然としてるのかね…。電子オルガン、チープなシンセ(ムーグ?)バイオリンなどがそれに花を添える。オススメは同タイトルで青空に少女が有名なアルバムよりも「marring maiden」を断固オススメしたいね。関係無いがアメ村の一角に同名の古着屋がある。その店はここから名前と壁のデザイン(青空と雲)をとったらしい。村上龍のドラッグノベル「限りなく透明に近いブルー」でも一瞬だけ出て来たり。

13th floor elevators
もうグッニグニ!!バックで延々鳴り続ける奇怪なグニグニ音「ウヒャホウヒャホ!!」あれなんだよ!?ジャムバンドらしいんスけど、コレは…ハマり過ぎというか。「サイケってナニスか!?」というヒトに…。

DOORS
ペヨーテとLSDにドップリ恩恵を受けたフロントマン、ジムモリスン。オルガン。THE ENDとか正直聴いててツライけど

RAVI SHANKAR
ジョージハリスンにシタールを教えたインドの親父。何枚もアルバム出しているが、甥のアナンダシャンカールはロック他のポップやジャズとインド音楽の連結を試みる。どのアルバムもかなり聴きやすいが、マストは1st。DOORSのLIGHT MY FIREのカバーやストーンズのカバーなど即死

LOVE
ガレージ寄りサイケデリックロック。リーダーは黒人だが特にグルーヴ感がどうとかは無い。

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