■邦画
ゆきゆきて神軍
87年。左翼を突っ走る男、奥崎謙三を追いかけた地下ドキュメント映画。「戦争責任」を一人叫び、天皇にパチンコを打ち、天誅と称しかつての上官の家を訪問しマジギレして帰るという、見た後に強烈な印象を与える事間違いナシの傑作。彼から学ぶ事は多いようで、そんなにはない。
鮫肌男と桃尻女
近年の邦画が追従する映像美。アート的な作品が多い中、ストーリーでもしっかりおもしろい物はそんなに多くはない。やはり浅野忠信&永瀬正敏がカッコヨイですな。あんまり監督詳しくないけど、岩井俊二のスワロウテイルピクニック、塚本晋也の鉄男2BULLET BALLET。他にねじ式ステレオフューチャーSFけものがれ俺らの猿とPARTY 7エレクトリックドラゴン80000Vなど。この辺はやっぱり観てしまいますな!はっきり言って好き。でも、ま話がどうとかは全く期待してないけど。プロモ気分スね
寺山修司作品
書を捨てよ街へ出よう」「田園に死す」「ボクサー」など。「家」を題材にしたものが多く、寺山自身の体験や哲学がフィードバックしている。映画監督というよりも映像監督というか、アートの世界に侵入し末永く地下で愛される事に成功している。現代でも立派に通用するカッコ良さ。
家族ゲーム
松田優作はやっぱりスゴイなぁ。工藤ちゃんしかり、あんな「素」っぽさを出せるのがスゴイ。ほんとあの人だけだ。ブラックレインとか観た事ないけどおもしろいんだろね。

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